倭国の女王卑弥呼が都とした邪馬台国。三世紀の日本列島を記したとされる中国の史書『魏志倭人伝』に登場する邪馬台国は、どこにあるのでしょうか。弥生時代は、稲作が始まり、稲籾の蓄えができるようになったことから、多くの蓄えを持つ人と持たない人がうまれた時代です。そして、蓄えをはじめとする力を持つ人は、権力のシンボルとしての青銅器を持ち、そのなかから地域の王がうまれました。
北部九州に位置する末廬国・伊都国・奴国では、早くから地域の王が出現し、弥生時代の終わりには、伊都国の平原遺跡のような多くの鏡・玉・剣をもつ弥生王墓がつくられます。
つづく古墳時代前期には、近畿地方の三輪山麓周辺に前方後円墳がつくられはじめ、巨大な箸墓古墳や、多くの鏡を副葬する黒塚古墳などが姿をあらわします。
今回は九州と近畿を舞台に、最新の発掘成果にもとづいて、弥生王墓の出現から前方後円墳の成立にいたる、邪馬台国をとりまく世界をご紹介します。
『魏志倭人伝』は、倭国が乱れるなか、各地の王に共立されて、女王卑弥呼が誕生したと伝えます。弥生時代の王たち、そして、古墳時代の扉を開いた卑弥呼が生きた激動の時代をご覧ください。
[会 期]平成22年10月9日(土)~12月12日(日)
[休館日]毎週月曜日、10月12日(火) ※10月11日(月祝)は開館
[入館料]一般600円、65歳以上・高大生400円 ※中学生以下、障がい者手帳をお持ちのかたとその介助者1名は無料 ※20名様以上の団体は2割引 ※11月13日(土)・14日(日)は「関西文化の日」で入館無料
[詳 細]こちらをご覧ください
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